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〒234-0054 神奈川県横浜市港南区港南台1-13
結婚相談所を開業するためには、次の2つの方法があります
①のメリットは、連盟に加盟する必要がないので、加盟費用が掛からないことです。
結婚相談所連盟への加盟金は平均して100万円くらいです。
また、毎月のシステム使用料や会員登録料の費用が不要になります。このシステム使用料は平均月額1~2万円、システムへの会員登録料、会員のシステム使用料が会員一人につき平均して月1,000円~2,000円です。これだけのイニシャルコストもランニングコストも軽減できるのですから、自身で集客できる自信があるのでしたら、経費的にはお得です。
連盟に加盟しないで結婚相談所を成功させるためには、自分自身で会員を集めなければなりません。
会員を満足させるためには、男女双方の会員が必要ですし、様々な年齢層の会員も必要になりますから少なくとも1,000人は集める必要があります。
ですが、結婚相談所で活動する会員は全婚活者のおよそ3%に過ぎませんが、それだけ集客が難しいことの裏返しでもあるのです。それだけの会員数を自力で集めることは現実的ではありません。
中には、医師・弁護士専門などとハイスペックの会員専門とうたい、その希少性から多くの女性会員を集めた方もいましたが、もしそのような方が在籍していなければ立派な犯罪となります。
また、仮にいても極めて小人数しかいなければ、それは誇大広告となり、特定商取引法に定める「誇大広告禁止」の規定に抵触し、営業停止処分などの行政処分の対象となるおそれもあります。
この他、昔の仲人タイプでの活動も考えられますが、手間暇がかかりすぎて割に合わないでしょう。
なぜなら、入会する方にとって結婚対象となるお相手が具体に見えていないことから、入会してくれる人がいないことが考えられます。
仲の良い親御様にご子息を預けていただく方法も考えられますが、現在は個人情報保護法の扱いがより厳しくなっており、どこの連盟にも加盟していない仲人に他の結婚相談所は自分の会員を紹介しませんし、そもそも個人情報の提供について活動する本人の同意を得ることも難しい時代となっています。
そして、何より縁が尽きたら終わってしまうので、継続性といった観点でも疑問です。
システムに登録されている会員がお見合いの対象となりますので、自分は一人でも会員を集客できれば、直ちに収益が確保できます。
自分自身で結婚に必要な会員数を確保するためには、気の遠くなるような宣伝広告費をかけ、より多くの会員を集めなければならないばかりでなく、これらの方の個人情報を保護し、管理することは、むしろ加盟費用やシステム使用料の費用負担以上に経費がかかってしまいます。
ですから、初期投資は必要ですが、連盟に加盟した方がその後の運営が楽になります。
デメリットは、先に記載したようにイニシャルコストやランニングコストがかかること、また、加盟する連盟選びを誤ると、会員はなかなか成婚できずに、悪い口コミばかりが広まり、経営が苦しくなってしまう可能性があることが挙げられます。
また、悪い口コミに対抗するために、誇大広告や不実広告を掲げ、入会者を募ろうとします。
このような場合には、先に記したように特定商取引法の規定に抵触するのですから、仮に行政処分を受けようものなら、結婚相談所は信頼と信用により成り立っているのですから、未来永劫集客は望めなくなり、むしろ、廃業に追い込まれてしまうリスクもあるのです。
②を選ぶことが成功への近道です。
そして、将来性のある結婚相談所連盟を選び、加盟することが成功のカギとなります。
次に掲げる連盟であれば、どの連盟であっても特段の問題はないでしょう。
どの連盟も他の連盟と提携するなどして、全国に一定数以上の会員が登録されているからです。
やはり、入会した会員様を成婚に導くためには、会員数は多ければ多い程その可能性は高まります。
しかし、一方で一つの連盟にしか加盟していないと、会員様が利用できるシステムも1つしかないため、問題が起こるのです。
なぜなら、会員様は総じて諦めが早いからです。
利用できるお見合いシステムが一つしかないと、代わり映えを感じず、「もう申し込む人がいない!」必ずこのようになりなり、あっさりと退会してしまうのです。
このために、成功している結婚相談所では概ね複数の連盟に加盟しているのです。
結婚相談所を開業して成功するためには、まずはIBJを検討することは避けて通れません。
IBJは連盟の中では新興の連盟ですが、みるみるうちに会員数を膨らませ、また大手のツバイやサンマリエを傘下に加え、破竹の勢いです。
今後も結婚相談所業界を席巻していくことに間違いはありません。
また、以前IBJは、他の連盟との重複加盟には消極的で、重複加盟する結婚相談所には月額費用や利用サービスなどの点でペナルティ(重複加盟相談所に対する価格設定が定価で、IBJ単独加盟の結婚相談所に対する価格設定が割引なのであり、ペナルティではないという見解があるようですが、このような差別的な価格設定等はとても公正とは言えないのではないかと個人的に思います。)を課すかのような高い料金体制をとってきました。
しかし、近年では、そのような立場から脱却し、一部の連盟に限り、デメリットな条件はなく、重複加盟を認めるに至りました。
このような情勢からIBJが重複加盟を認めている連盟をIBJ系、認めていない連盟を非IBJと私は勝手に名付けています。ですが、非IBJと枠組みされた連盟がIBJを敵視しているわけではありませんので誤解のないようにお願いいたします。
この記事を公開した後に、良縁ネット連盟がTMSの傘下に加わることを公表したため、IBJ系vs非IBJ系という枠組みは崩れ、以下のようなIBJ系vsTMS系という新たな枠組みが誕生したようです。
【IBJ系】
【TMS系】
この記事を公開した後、令和5年3月23日大きなニュースが飛び込んできました。
公正取引委員会がIBJに対し、独占禁止法違反の疑いがあるとして、立ち入り調査を行ったとの報道が走ったのです。
現時点では、詳細は明らかになっていませんが、おそらく特定の連盟との重複加盟を認めない行為が特定の事業者に対する営業妨害として同法違反に問われたのではないかと考えています。
同法違反の疑いが立証され、これに伴う行政処分が課されれば、これまでの業界の流れが一変する可能性があります。
令和5年3月30日、さらに驚愕の情報が飛びこんできました。
良縁ネット連盟本部を主宰する株式会社ダイナミックスが保有株式をTMSに譲渡するそうなのです。
これにより、結婚相談所業界を取り巻く情勢に大きな変化がありました。
IBJ系とTMS系の二極化が完成したということです。
先に記載したIBJに対する公正取引委員会の立ち入り調査の流れは、業界の行方を大きく動かしたとも言えそうです。
以上の流れから、これまでの考えを大きく変更せざるを得なくなりました。
これまでは、以下の考えが結論でした。
「現在の結婚相談所を取り巻く状況を俯瞰的に見れば、IBJ系の連盟を選んだ方が成功の可能性は高まるのではないか」
以上がこれまでの考え方でしたが、公正取引委員会のIBJに対する立ち入り検査により、今後TMSはIBJに臆することなく、結婚相談所に対する自由意思を尊重する立場をより鮮明にし、IBJ加盟店に対してもTMSへの同時加盟を提案できるので、IBJとTMSの重複加盟は当たり前、こんな流れに進んでいくものと推測されます。
こうなると、IBJは維持費が他の連盟に比べて極めて高額ですから、TMS系の会員数がIBJを超えることになれば、IBJ加盟店だけでなく、他連盟に加盟する既存の結婚相談所、開業予定者も含めてこぞってTMS系に流れる可能性は否定できないのです。
いや、むしろそのように動く可能性が濃厚なのです。
そうなれば一気にTMS系に傾くことになりそうです。
IBJ1強時代に陰りが見え始めたことは確かかも知れませんね。
まるで平家物語ですよね。
これらの情勢を踏まえて言えることは、結局先に掲げた連盟であれば、どの連盟を選ぼうが重複加盟ができるのですから、成功の可能性は変わらないということです。
困ったら、IBJ系とTMS系の双方に加盟しておけば何も困ることはない!
ただ、それだけになったと言えそうです。
これによって、言えることは結局、
結婚相談所を開業して成功するためには連盟選びではなくなったということです。
最も大切なことは、連盟に依存するのではなく、独自の差別化策を持たなければ、その分同じ連盟に加盟するライバルは五万といるのですから、ライバルの前に埋没してしまうことは火を見るより明らかだということです。
結婚相談所は、資格なし、経験なし、学歴なしで開業ができるように参入障壁が非常に低いだけでなく、生涯現役が可能で、景気にも左右されず、社会に貢献できるやりがいのある人気の業種ですから、その分ライバルも増え続けていることを念頭に置いて開業をしなければなりません。
ですから、結婚相談所を開業するのであれば、当アカデミーが有する他の結婚相談所では持たない独自の差別化策を手にすることが成功への最短距離だと言えそうです。
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