結婚相談所はなぜ集客できない？

• 肉体労働ではないから文字通り生涯現役が可能
• 年金の不安がない
• 学歴・経験・知識・資格不問
• ローリスクハイリターン
• 自宅で開業出来る
• 好きな時間に仕事ができる
• 休日も自由に設定できる
• 副業も可能
• 年収は1,000万円超も
• 社会に貢献できる仕事
• 人から感謝され、やりがい・生きがいを感じることの出来る数少ない仕事

以上が結婚相談所の売り文句ですが、この甘い言葉に魅力を感じ日々多くの方が結婚相談所業界へと参入しています。この売り言葉自体はにほぼ間違いはないのですが・・。
しかし、ここで問題なのが、同一地域に同じ連盟の加盟店が大量に誕生していることです。
この結果、同じサービス内容の結婚相談所同士でし烈な競争が生まれ、顧客の奪い合いが生じているのです。

また、大手の結婚相談所では多額の広告費をかけて集客しているので、広告費を出せない中小結婚相談所では、これを上回る他にはない魅力的なサービスを打ち出せない限り、個人の結婚相談所が束になっても大手から数少ない潜在顧客を奪うことは至難の業となっているのです。

連盟の看板では集客できません。なぜなら、どの結婚相談所でも同様な看板を持っているからです。
また、多くの婚活者が結婚相談所連盟を知りません。
ですから、いくら連盟の名前を看板にしても、婚活者にとっては決め手にはならないのです。

また、連盟自体が結婚相談所を持っていれば、加盟する個人や中小の結婚相談所がいくら連盟の看板を宣伝しても、それは信用力の差で、すべて連盟本体へとお客様は流れてしまうのです。
集客に成功するために大切なことは、大手を始め、近隣の相談所にはない決定的な差別化策を持つことです。

近頃は、インターネットの普及により、その手軽さやリーズナブルな価格帯から、婚活する方の多くが婚活アプリを利用しています。
ですが、婚活アプリは決して万能ではありません。
この婚活アプリと結婚相談所の違いを理解できていない結婚相談所が集客に苦戦しているのです。

結婚相談所は婚活アプリに比べ、費用に割高感があるため、近年の物価高の影響で結婚相談所の料金体系では経済的な負担を重く感じる人が増え、利用をためらう人が多くなっています。

価格に見合ったサービスの提供ができない結婚相談所は自ずと淘汰への道を進むことになります。また、誇大広告を打って、一時的な集客増を狙っても結婚相談所は信用と信頼が何より大切なので、誇大広告は結局は顧客を貶める行為となり、長期的な信用を失うので、結果的に継続的な集客は望めず、やがて廃業を余儀なくされるのです。
悪評を打ち消すためには、これを上回る莫大な広告宣伝費が必要ですが、中小個人では不可能です。

中小や個人の結婚相談所では、顧客満足度を押し上げる他にはない独自のサービスを展開することが何より重要となります。

国勢調査結果によれば、全国の独身者は約1,800万人。
このうち、現在交際している異性はいないが結婚を望んでいると答えた方は何と720万人もいるとされています。
結婚を望んでいる独身者うち、結婚相談所を利用している方は約30万人と言われています。
率にすると僅か4％の方しか利用していないのです。
婚活アプリ利用者との比較では、凡そ100人に一人の利用者です。
ですから、実は、とても多くの潜在顧客がいるのです。
集客の仕方や仕組みをしっかりと再構築することが出来れば、決して集客は困難ではないのです。
結婚相談所が集客できないのではなく、集客の仕方を分かっていない方が殆どなのです。
集客の方法は戦略と戦術に分け、しっかりと組み立てることが肝要です。
その集客戦術は40を超えると言われています。
そして何より、最新のマーケティング調査を欠かすことなく行い、他の結婚相談所にはない独自のの戦略を立て、そのうえで最先端の集客戦術を取り入れ、効果的・効率的に集客戦術を展開することが極めて重要になるのです。
何より、戦略や戦術以前に、生み出した戦術を展開するために進んで汗をかくという積極性がなければ、どのようなビジネスに挑戦しようとも、決して集客などはおぼつかないでしょう。
集客に成功し、ビジネスを成功に導くために特に重要なことは、「明日からではなく今から始める姿勢」です。

マリッジカウンセラー養成アカデミーでは、効果の出る具体な戦略及び戦術について講義しています。