独立・起業成功の秘訣

独立・起業するうえで最も重要なことは、成功できる事業を選択することです。
そのために必要になるのが、

1. 自分がやりたいこと
2. 自分で出来ること
3. 需要があること

以上の３つです。

• あなたがやりたいことでなければ事業を継続できません。あなたがやりたいことであれば、熱意が沸きます。やりがいを感じることができます。人から感謝されることで更なるモチベーションが生まれ、誰もが経験するであろう様々な試練に遭遇しても、挫折することなく前へ前へと進む原動力になります。
• 次に、自分自身で出来ることでなければなりません。いくらやってみたくても自分自身にその事業を運営するためのノウハウや知識・技術がなければ事業としては成り立ちません。
• そして、何より需要がなければ事業として成立しません。自分がやりたいことで、出来ることであっても市場がなければお客様がいないのですから、市場があるか否かの調査が不可欠になります。

ですから、まずはこの３つを満たす事業選定から始めることが大切になるのです。

独立起業をする前に、自分がどのような商品やサービスを提供するか、どのような顧客を対象とするかなど、事前にビジネスプランを策定する必要があります。
ビジネスプランを策定するうえで重要になるのが、競合他社の分析です。
先行企業が市場でどのように進んでいるのかを知ることで、自身の強みを活かすことができる分野や、競合との差別化を図るための方法が見つかります。

ビジネスを始めるには、資金が必要です。
自己資金だけで資金が足りない場合は、銀行や投資家から資金調達をする必要があります。
資金調達をするためには、事業計画書の作成は欠かせません。
ビジネスプランに基づいた短期・中期・長期における事業の見通しを立て、事業の成功可能性を第三者に納得させる必要があります。どのような商品内容で、どのように価格設定をするのか。
想定顧客に対しどのような営業をし、どの時点でどれだけの売り上げを見通せるのか、これに対する必要経費はどの程度要するのか、販売対価の収入時期や必要経費の支出時期、公租公課の支払額や支払い時期、調達資金の返済計画、これらを踏まえ損益分岐点を求め、黒字に至るのはどの時点か、順調に推移した場合の会社規模や新規事業計画なども時系列で作成してみましょう。
資金調達をしない場合でも必ず作成することをお勧めします。
独立開業時に見落としやすいのがランニングコストの把握ですが、事業計画を作成することでこれらの見落としを防ぎ、事業を円滑に開始することが可能になるのです。

ビジネスの基本的な知識やスキルを身につけることはもちろん、経営者としてのマインドセットやビジネスマネジメントのスキルを磨くことも重要です。
商品やサービスを提供するだけではなく、それを販売するためのマーケティング戦略を策定する必要もあります。
市場や顧客のニーズを理解し、それに合わせた販促活動を行うことが必要です。
事業が失敗する最大の理由が集客です。
ビジネスプランに合わせた適切なマーケティングを行い、差別化戦略を練り、ターゲティングやポジショニングを確立するとともに、独自の差別化戦略を練り、これらをもとにした戦略的な集客法を策定する必要があります。
常に市場のニーズや同行、新たな集客法などにアンテナを張り、先進的な集客法を更新していくことが出来るか否かが独立・起業成功のカギと言えます。